世界の水素水の研究状況

海外の水素水の状況は?

世界の水素水状況

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水素水や水素の臨床試験・研究は、日本にとどまらず、アメリカ・中国をはじめとする世界の研究機関・大学・政府機関などで実施され、随時論文発表が行われています。

 

「水素水とサビない体」(太田成男著 2013/11/30発刊)では、2007年の論文発表後からアメリカの医師が水素の将来性を信じて水素事業に参入し、展開されていることが記述されていました。

 

太田成男教授のブログによると、水素医学の総説が“International Journal of Clinical Medicine”の“Open Access Online Journal”に掲載され、米国を中心に世界各国からダウンロードされ大反響とのことです。

 

NASAでも水素と放射能に関しての研究

NASA(アメリカ航空宇宙局)の論文に、「宇宙飛行中における放射線障害の予防に水素が有効な可能性」が記述されていました。
宇宙飛行中は放射線により酸化ストレスの増加が誘発され、DNAや脂質の損傷を引き起こすことが懸念されています。
水素によって、これらのリスクが軽減される可能性があり、水素の医学的な研究が進められています。

 

FDAで水素の安全性が確認

2014年11月、FDA(Food and Drug Administration=アメリカ食品医薬品局)で水素水の食品としての安全性が承認されました。
このFDAの基準は大変厳しいことで有名です。

 

中国では基礎医学と臨床試験が精力的に行われている

2016年5月28日と29日に開催された「分子状水素医学生物学会設立記念大会(第6回年会)」では、水素の国際的な産業の進展を知らしめるために中国の“International Molecular Hydrogen AssociationのNobel”の Cheung(趙)議長が『中国の水素産業について』の講演をされました。

 

中国の山東省泰山大学には、【産学官】の共同で水素医学の研究所が設置されているそうです。1万人を対象とした「水素水の臨床試験」を計画しているとのことです。

中国の山東省泰山大学の表敬訪問では大歓迎をうけ、大学としても水素医学には大きな期待を寄せているとのことで、これから、水素医学の世界の中心となっていく予感がしました。(参照:太田成男のちょっと一言)
中国を訪れる度に、中国の研究レベルの向上には驚かされます。若い研究者も着実に育っています。論文数ではとっくに中国に抜かれており、「質では日本は負けないぞ」といっても、やせ我慢をしているような気がしてしまいます。山東省教育庁と泰安市政府が主力単位(主催という意味か?)ということで、政府が学会へも積極的にバックアップしているようです。科学には国境がないので、水素医学の創始者として高く評価され、学問が発展するのはたいへんうれしいのですが、日本の状況を考えると、少しだけ悲しくなった中国の学会参加でした。(参照:太田成男のちょっと一言)

 

中国や韓国では日本産の水素水生成器が人気

長崎県佐世保市の「ハウステンボス」は、中国や韓国からの観光者がとても多いです。
2017年に入り口付近にショップアーケードが出来ましたが、その中で一番目立つ位置にある免税店では、水素生成器・水素水サーバーが主要製品として販売されていました。中国や韓国の方たちが積極的に購入していかれるようです。
水素水サーバーの中近東への輸出もさかんなようです。

 

日本では水素バッシングが酷い状況が続いている

日本では、水素水や水素に関しての懐疑的な考えやバッシングがはびこっています。

怪しい業者が水素水を怪しくしている

「水素水はもうかる」ということから、、水素水の怪しい業者もはびこっていて、怪しい商品が販売されています。
1つの怪しい水素商品の存在が、「水素水全般」として捉えられて、怪しさを印象づけてしまいます。

 

また様々な視点からの研究がなされていて、一般人には、何が正しくて、何が間違っているのか、わからないところがあります。
私も難しいことはわからないので、水素水ブームの火付け役であった太田成男教授が関わっておられる「日本分子状水素医学生物学会」の見解等を参考にしています。

 

水素水ブームが過熱している中、国民生活センターが介入して注意喚起したことで、異常な水素水ブームが正常になってよかったと思います。
水素水ブームが去っても、「水素には健康・美容効果がある」ことに間違いはありません。

 

水素のエビデンスは無いは、間違い

エビデンス(科学的根拠)があるからこそ、水素の研究は進められています。
『水素にはすごい効果効能がある』と研究者が考えているから、さらに人を対象とする「臨床試験」が進められてい.るのです。
臨床試験は患者さんの協力のもと行われるものなので、研究者や医師の確信が無ければ行われません。
臨床試験のデータが積み重ねられていくことで、水素の効能が認められ、一般的にも水素水はもっと身近な存在になっていくことと思います。

 

水素水に対して日本では懐疑的な世間の風潮があるので、中国のような1万人規模に及ぶ積極的な臨床研究に臨めないのは残念なことだと思います。
グローバルな世の中なので、研究での国境はありません。中国での臨床結果が水素の世界標準として認められていくことで、結果的には日本でも当たり前に普及していくことになると思います。

 

水素の国際的標準(ISO)認証

世界の製品の標準でもっとも権威と信頼がある認証は、国際標準化機構(International Organization for Standardization、略称 ISO)によるものです。
太田成男教授が、他国の研究者とともに、水素のISOの認可を受けるための前段階として、IHSA)設立されました。

日本・中国・韓国・米国の研究者5名が中心となって水素水の国際的標準化へ向かって、International Hydrogen Standards Association (IHSA)を設立しました。

ここで、世界で唯一の水素水の標準を決め、国際的な認証を得ようとするものです。中国・韓国でも水素水に関しては怪しい商品が出回ってきているので、ちゃんとした製品を国際的に標準化する必要が生じてきたからです。科学に国境はありません。そこで、IHSAで水素水の標準を決め、ISOに認証していただくように働きかけます。幸いなことに5人の中心メンバーの中には、ISO認証に深く関与した経験をもつ科学者もいるので心強いかぎりです。こうすれば、ちゃんとした水素水には、ISOのマークがつくことになり、消費者も商品の選定に困ることはなくなるはずです。(参照:太田成男のちょっと一言)

 

「ISO」とは

International Organization for Standardizationの略で、「アイエスオー」とか「イソ」などと呼ばれています。
日本語では、「国際標準化機構」と呼ばれ、スイスのジュネーブに本部をおく国際規格を策定するための非政府組織です。
「ISO」は、工業製品、食品、農業、医療などの様々な分野において、世界中の生活やビジネスにに適した標準化に取り組んでいます。
必要な標準や規格を制定・発行し国際的に普及させることで、世界的な産業の発展に貢献しています。
現在の「ISO」の会員数は、加盟157ヶ国の157機関です。(各国から1国、1機関参加)
日本からは、1952年(昭和27年)「JIS」(日本工業規格)の調査・審議をおこなう「日本工業標準調査会(JISC)」が参加しています。

 

「ISO」と水素水

「水素水の標準」とは、最低溶存水素濃度を決めるのでしょうか?他にもあるのでしょうか?
具体的なことはわかりませんが、「ISOのマーク」がついた水素水は安心ということになれば、商品を選ぶ基準になるので、喜ばしいことだと思います。

 

すでに食品安全マネジメントシステムで「ISO」を取得している水素水製造工場もある

水素水製造工場がISOの「安全な食品を届けるめの体制作り」である(食品安全マネジメントシステム)に関しての国際規格」を取得しているところも日本にあります。
まだ、水素に関しての規格ではありません。

 

 

水素水だけでなく、水素サプリメントや、水素入浴剤、水素水サーバー、水素発生器などにもISO認証が適応されると良いと思いますが、そこまでは難しいでしょうか。
市場に出回っている水素水関連商品はあまりにたくさんありすぎます。
何が本物で何が間違いか、その選別は現在購入者の選択にゆだねられていますが、これらも「国際的な標準」ではかることができるようになるといいですね。

 

 

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